秋のオブンガク堂cafe 2015 上演台本

秋のオブンガク堂cafe 2015 の語り手用台本を、秋らしく装丁しました。
お話の世界観にぴったりな童謡や歌曲も収録♬
ぜひ声に出して読んでみてください。原作と読み比べてみても◎

サイズ:A5版
ページ数:72
収録作品:
『おじいさんのランプ』脚本 左藤 慶(新美 南吉 作「おじいさんのランプ」より)
《あらすじ》
文明開化に賑わう明治末期。ランプに魅せられた少年の葛藤と成長を描いた物語。 蔵の中で古ぼけたランプを見つけた東一君。そのランプにまつわる秘密をおじいさんから聞かされる。おじいさんがま だ東一君と同じくらいの年の頃、村に巳之助という少年がいた。初めてランプという物を知り、その明るさに感激した巳之 助は、やがてランプ屋となり身を立てる。しかし、村に電気を引くという話が持ち上がり、事態は急変。ランプに人生を掛 けていた巳之助は断固反対するも、願いは届かず。追い詰められた巳之助は、ついに......


『晴レノチ曇リ、トキドキ雨』脚本 左藤 慶(太宰 治 作「十二月八日」「未帰還の友に」「貨幣」より )
《あらすじ》
あの戦争が始まって終わるまで。一組の夫婦と一枚の紙幣が出会った人々の物語。 開戦の日、妻は真っ暗な部屋に光が差し込んだようだと歓喜した。それから数年後、夫は戦地へ赴く友人を何とも言えぬ 気持ちで見送った。やがて爆弾の雨が激しさを増す頃、殺伐とした世間を渡り歩いてきた一枚の紙幣は、これまでで最も 幸せに満ちた体験をした。あの日、妻は解らなかった。これからどうなるのか。夫は知らなかった。あれからどうなった のか。紙幣は見当もつかなかった。誰の元に渡るのか。そして終戦を迎える......

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販売価格 2,000円(税込2,200円)
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